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邦久庵  「柿渋」と「へちま」の会

Learning about Kakishibu (persimmon paint) and Hechima (loofah)
8 June, 2025

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緑深まる梅雨入り前の邦久庵は、もしかすると一番心地よい季節かもしれません。

ゆったりとした時間の中で、「柿渋」や「へちま」を楽しむ一日を設けたいと思います。

​「柿渋」は、江戸時代から家の庭先で当たり前のように作られ、そのタンニン成分による防腐効果・乾いて防水性となる性質を生かして様々に利用されていたと言われています。日常づかいの木製の道具や農具に塗ったり、あるいは漁網の補強として、ものを大切にする文化を支えていました。ニスや塗料が発達した現代においてはなかなか見かけなくなりましたが、シックハウス対策にもなるという天然塗料として、その価値は見直されています。雨が吹き込み傷みやすい邦久庵のデッキを、みなさんで柿渋を一緒に塗りこんで、守りたいと思います。

 

また「へちま」は、たわしや化粧水にも使われる環境にやさしい天然素材です。手元のスポンジから、大村湾の環境を考え直してみる題材として、「へちま」を学んでみたいと思います。昨年、はじめて邦久庵の畑でへちま栽培に挑戦してみましたが、残念ながら手入れ不足もたたって実らず。今年、改めて挑戦したいと思います。当日はへちまを植えて、使って、その魅力を肌で感じてみませんか。

へちまと柿渋体験の合間には、囲炉裏をかこみながら軽食やおやつを楽しむ時間も取れたらと予定しています。たくさんのご参加を、お待ちしております。

【概要】

2025/6/8 日曜日

11:00集合、16:00散会

定員10名

参加費:3,000円/人(活動支援費として)

【予定スケジュール】

10:45 受付開始

11:00 ご挨拶、恵比寿様参拝

11:15 へちまのはなし+植付け

12:00 軽食+建物案内

13:30 柿渋塗りワークショップ

15:00 おやつと懇談の時間

16:00 散会

【持ち物】

・柿渋などが付着する場合がありますので、汚れても良い上着等をご持参ください。

【お願い】

※完全事前予約制となります。

※地域の皆様に対する配慮の観点から、申込みなしでのご来場、公開日以外のご来場はどうかご遠慮下さい。

※手摺が低く、段差もあります。小さなお子様連れはしっかりと見守りをお願い致します。

 

【申込】

参加者氏名をと参加希望時間を添えて、下記申込フォームよりお申込みください。

お申し込みは先着順とさせていただきます。

お申込

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邦久庵について

「邦久庵(ほうきゅうあん)」は、2001年に建築家・池田武邦さんが大村湾のほとりに結んだ終の住処です。 日本初の超高層ビルを設計し、オランダ村やハウステンボスの設計も手がけた建築家が、自然と建物の関係を見つめ直した結果辿り着いたのは、茅葺き屋根の小さな庵でした。

「琵琶ノ首鼻」と呼ばれる小さな岬に建ち、九州の材だけを用いた伝統工法で建てられています。 湾に突き出したデッキからの眺めは素晴らしく、囲炉裏を囲みながら海の音を聞く時間は本当に贅沢です。

 

 

武邦の「邦」と妻・久子の「久」の字を取って名付けられた邦久庵。残念ながら久子さんは2020年に、武邦さんは2022年に鬼籍に入られましたが、この小さな庵を通じてその理念を守り継ぎたいと考え、2017年に有志らが『邦久庵倶楽部』を発足しました。

2019年からは英国人オーナージョナサンを中心とするSLOW LIFE JAPANが建物を取得し、SLOW LIFE JAPANと邦久庵倶楽部がパートナーとなって、共同で保存活用プロジェクトを進めています。

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