邦久庵 新緑と「へちま」の会
Learning to 'Hechima(loofah)' under the spring greenery / 12 May, 2024
春を迎えた邦久庵のまわりには、さまざまな野花が彩りを増し、カエデやケヤキの新緑も美しい季節となりました。少し畑仕事も体験しながら、邦久庵の春を満喫する機会を設けることといたしました。
たわしや化粧水にも使われる環境にやさしい天然素材が「へちま」です。手元のスポンジから、大村湾の環境を考え直してみる題材として、「へちま」を学んでみたいと思います。実際に植えて、使って、その魅力を肌で感じてみませんか。
雨天時には畑に出ることができませんので、へちまの話のほか、池田武邦さんに関するお話し会を設ける予定にしております。
たくさんのご参加を、お待ちしております。
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【概要】
2024/5/12 日曜日
11:00集合、15:30散会
定員12名
参加費:3,000円/人(活動支援費として)
【予定スケジュール】
11:00 恵比寿様参拝と建物紹介
12:00 軽食
13:00 へちまのはなし
13:20 邦久庵の畑で作業
14:30 囲炉裏でのお茶会
15:30 散会
【持ち物】
・汚れてもよい靴(畑に入ります)
・軍手(できれば)
【お願い】
※完全事前予約制となります。
※地域の皆様に対する配慮の観点から、申込みなしでのご来場、公開日以外のご来場はどうかご遠慮下さい。
※手摺が低く、段差もあります。小さなお子様連れはしっかりと見守りをお願い致します。
【申込】
参加者氏名をと参加希望時間を添えて、下記申込フォームよりお申込みください。
お申し込みは先着順とさせていただきます。
お申込
Application
邦久庵前の畑
へちま (loofha / sponge cucumber)
へちま (loofha / sponge cucumber)
邦久庵について
「邦久庵(ほうきゅうあん)」は、2001年に建築家・池田武邦さんが大村湾のほとりに結んだ終の住処です。 日本初の超高層ビルを設計し、オランダ村やハウステンボスの設計も手がけた建築家が、自然と建物の関係を見つめ直した結果辿り着いたのは、茅葺き屋根の小さな庵でした。
「琵琶ノ首鼻」と呼ばれる小さな岬に建ち、九州の材だけを用いた伝統工法で建てられています。 湾に突き出したデッキからの眺めは素晴らしく、囲炉裏を囲みながら海の音を聞く時間は本当に贅沢です。
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武邦の「邦」と妻・久子の「久」の字を取って名付けられた邦久庵。残念ながら久子さんは2020年に、武邦さんは2022年に鬼籍に入られましたが、この小さな庵を通じてその理念を守り継ぎたいと考え、2017年に有志らが『邦久庵倶楽部』を発足しました。
2019年からは英国人オーナージョナサンを中心とするSLOW LIFE JAPANが建物を取得し、SLOW LIFE JAPANと邦久庵倶楽部がパートナーとなって、共同で保存活用プロジェクトを進めています。