【邦久庵仕込みの中秋名月お味噌会2019レポート】

 

邦久庵で文化伝承を学び、楽しむお味噌会。中秋の名月の翌日、満月の日に、第7回目を迎えました。今回は24名（うちお子様2名）で、お味噌づくりばかりでなく、色々な持ち込み企画も諸々の賑やかな一日となりました。

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この日も先発ボランティアメンバーが朝8:30ピッタリに邦久庵に到着。前回イベントから夏場の1カ月半があいたこともあり、掃除ポイント多数。掃き掃除ばかりでなく、雑巾掛けやトイレ掃除も含めて2時間ほど段取りよく整えてくださり、邦久庵はおもてなし空間に早変わり。

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満潮となった11時過ぎごろ、ほとんどメンバーも揃って、お味噌会がスタートです。今日は、
・中秋名月の飾り付け
・麦味噌づくり
・前回七夕お味噌のパッケージ
・お味噌をふんだんに使った御膳
・中秋名月にちなんだ白玉だんごづくり
・お茶会（長崎のお茶の先生が即興レクチャー！）
・甘味をいただきながら休憩
・古民家模型を持ち込んでくださった方がおられ、鑑賞会
・恵比寿さま参り
・邦久庵建物＆周辺環境ご案内
と充実の内容。
地元、佐世保、長崎からはもちろん大村、唐津、福岡、東京…。そして1歳半から70代まで…。まさに多様な皆様が集まってくださいました。ちょっと張り切って建物説明が長くなり、16時くらい解散になっちゃいましたが、特に初めてご訪問の方は全員がお付き合いくださり、ありがとうございました。

改めて料理の準備から当日の様々なストーリーのご紹介、そして備品の持ち込みまで、運営を支えてくださっているNPO長崎県天文協会の皆様には大変感謝です。地元の近隣の皆様が、イベント前々日から駐車場まわりの草刈り、邦久庵へのルート看板掲示など、本当にありがたいお力添えをいただき、会が成立したことも忘れてはなりません。こちらも感謝です。

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ある参加者の方がおっしゃった「神社とかお寺とか、お祈りする場所はいっぱいあるけど、邦久庵は感謝をする場所。それが貴重」という言葉、とても心に残りました。先人へのリスペクト、自然環境の恵み、命をいただく食べ物への感謝、そうしたところがこの建物で過ごす時間を通じて、共有していければいいなと改めて思います。