top of page

邦久庵のハツカエビス2019 2日目

​邦久庵の建物一般公開

"Hatsuka Ebisu Festival" in 20th, January, 2019

【邦久庵のハツカエビスとは】

邦久庵は、海の神様である恵比寿様が祀られた小さな岬の先に建っています。神様の土地に建てさせてもらった庵。設計者である池田武邦さんは、邦久庵を訪れたら何よりもまず海の神様にお参りするように、と仰っています。
ハツカエビスのお祭りは、大村湾沿いの漁村で古くから行われてきた信仰のひとつ。近年は漁業の衰退とともに行われる地区の方が珍しくなってしまいました。邦久庵を守るだけではなく、大村湾、あるいはその文化とともにここを残したい。そんな思いで「邦久庵のハツカエビス」を行うようになって3年目となりました。

今年最初の活動は、海の神様に感謝する恒例行事から。


邦久庵のハツカエビス2019初日。3年目の今年、途中参加の方も含めると総勢36名で史上最多の盛り上がりでした。ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!

ボランティアで来てくださる方が9時過ぎからお掃除開始。さらに10時から餅つきチームも加わってかまどに薪をくべてくださり、事前準備を着々と。地元の方主導で取り組み始めてくださっているのが、本当にありがたく、助かるかぎり…感謝、感謝です。

 

10時半ごろより参加者の皆さまもお見えになりはじめ、大漁旗や七福神の飾り付け。これらもすべて、参加の皆さまのオリジナルアイデアです。古くから続くハツカエビスという大村湾沿いの風習が、少しずつ参加者の皆さまの発想力で、「邦久庵流」になっていくプロセスは、見ているだけでもワクワクさせられました。きっと他の参加者の皆さまも、そう感じられたことと期待します。

 

今年もしっかりと赤いハチマキで参拝。それも儀礼用は六尺の長さという習わしが昔はあったそうですよ。ということで今年から、六尺で揃えてみました。お酒をお供えして手を合わせたところで、集合写真。皆さん、爽やかな笑顔です!

 

お参りが終わればいざ「食」へ。せいろで蒸して、本格的な杵と臼でお餅つき。代表・永野も相当久しぶりに餅をつきました。小学校以来?お子様たちも今日は5人ほど参加されて、杵を振るいました。ちょっと重かったようですが、満足感。そこからは邦久庵のテラスで丸め作業をして、出来立てのお餅のやわらか〜〜い肌触りを堪能です。途中からは赤米を混ぜたお餅もつくって「花びらもち」を食してみるなんておしゃれなアイデアも。甘いゴボウ&タケノコ&“邦久庵仕込みのお味噌”をお餅で挟んでお茶とともに頂きました。

 

2年前、わずか5,6人で参拝したハツカエビスを思えば、本当に輪も広がりつつあり邦久庵の認知度も高まりつつあり。お茶会、舟遊び、薪能、、、色々やりたいプログラム、みなさんからも募集です。今年もいろんな展開に広げてこの場所を最大限楽しんでいきましょうね。

ハツカエビスレポート

Hatsuka Ebisu Festival 2019

DSC_0654.jpg
IMG_20180120_122405.jpg
bottom of page