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邦久庵のハツカエビス

"Hatsuka Ebisu Festival" in 20th, January, 2018

【邦久庵ハツカエビス2018レポート】

 春のような陽気に恵まれた心地よいハツカエビスとなりました。レポートスタイルで振り返りたいと思います。

 

 昼の部は11時に集合。今回は長崎・佐世保・熊本などから、18歳から78歳の方まで、幅広くご参加下さいました。まずはお集まりいただいた皆さんで囲炉裏を囲み少し暖まった後、11時半ごろ、少し満ち始めた岸辺を伝って琵琶の首鼻のエビス様に参拝です。

 恒例の赤いハチマキでお参りしたものの、肝心のエビス様のハチマキを取り替え忘れていることに気付き、締めなおして再参拝。失礼しました(気付いてよかったです)。

 集合写真、皆さん笑顔で撮れました。

 それに先だって10時ごろから、昼食会とぜんざいの準備をスタートさせてくださっていたのは佐世保が誇る地場百貨店・玉屋の元おかみさん。地元の方々が支えてくださって、会が成り立っています。

 12時すぎから温かいおでん・ちらし寿司・ぜんざいを頂きながら、参加者自己紹介。囲炉裏を囲めば自己紹介も堅苦しくなく、会話が弾む新年会となりました。

 14時ごろにカヤック部隊が到着。陸上で軽くオールの使い方を練習してから、入れ替わり立ち替わり、2人ずつ琵琶の首鼻を一周です。

 この日は本当に波ひとつない大村湾。1度で飽き足らず2度乗った方も居られました。海から見る邦久庵、格別ですよね。残念ながら14時前までしか居られなかった皆さん、また暖かくなったらカヤックしましょう。

 昼下がりは夕食会に向けたジビエ鍋の仕込み。地元西彼町のイノシシ肉を、1.5kg調達してお鍋三つ分、これも佐世保のご婦人方が手伝ってくださり、生姜の効いた心温まるスープを用意してくださいました。夕方からはさらにキッチンに援軍が加わり、さながら参加者とお料理教室のような場面も。こんな企画もいいかもしれないです。

 いよいよ夕食は地元の区長さんや集落の方々をお招きして、新年会。気が知れたメンバーということもあって、少人数ながら大盛会。ビール・日本酒・焼酎・ワイン…皆さんよく飲まれました。

 囲炉裏端では、大村湾の新鮮な牡蠣を炭火焼。ここの牡蠣は広島より圧倒的に旨い、と地元の方は息巻いておられました。確かに旨いです(日本酒が進む〜)。冬の間に、もう一回食べたいです。

 締めは、囲炉裏で餅を焼きつつぜんざいに放り込む贅沢なデザート。19時頃スタートして、23時すぎまで宴は続きました。

 

 とにかく堅苦しいことは抜きにして、”囲炉裏を囲みながら地元の文化を満喫する”。そんなハツカエビスらしい一日が過ごせたと思います。今年が2回目でしたが、去年よりもだいぶ充実しました。もちろん、来年もやりますよ。

 今年来られた方は来年も。来れなかった方は来年こそ。奮ってのご参加よろしくお願い致します!

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